最後の「大地讃頌」?――作曲家・佐藤眞さんを偲んで
先日開催された市原市文化団体連合会「創立六十年記念大会」。そのフィナーレを飾った、市原市合唱連盟合唱団による「大地讃頌」の歌声は、今も記憶に新しく、耳の奥に心地よく残っています。
あの感動の余韻が冷めやらぬ中、その作曲を手掛けられた佐藤眞(さとう・しん)さんが、誤嚥(ごえん)性肺炎のため88歳でご逝去されました。
先日の演奏は、もしかしたら生前最後に奏でられた「大地讃頌」になったのかもしれません。そう思うと、言い知れない深い感慨と寂しさがこみ上げてきます。
私自身、佐藤眞さんの作品といえば、「蔵王」「旅」、そして「土の歌」などに深く親しんできました。どの曲も日本の風景や人々の営みが目に浮かぶような、素晴らしい名曲ばかりです。
音楽や作品は、これからも人々の歌声とともに永遠に生き続けます。
素敵な音楽の数々を世に遺してくださり、本当にありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。合掌。
現在、私が所属している「木更津市民合唱団」で「旅」の練習に励んでいます。
「行け!旅びに今こそ!憧れにになわれて!。。。」
今まさに、旅立たれました!
市原市文化団体連合会「創立六十年記念大会」での演奏はこちらから・・・
佐藤 眞さん 略歴
合唱曲「大地讃頌」などを手がけた作曲家。
水戸市生まれ。下総皖一(しもおさ・かんいち)と池内友次郎に師事。
1962年:混声合唱とオーケストラのためのカンタータ「土の歌」を作曲。その終曲である「大地讃頌」は、学校の卒業式などで歌われるなど、日本中で広く親しまれている。
主な代表作:混声合唱組曲「蔵王」「旅」など。
主な経歴:東京芸術大学教授を務めて後進の育成に尽力したほか、全日本合唱コンクールの審査員なども務めた。
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